【生存と廃業】あなたは大丈夫?自営業フリーランスの賞味期限は5年!

「個人事業主・フリーランスとして独立し、1年間の生存率は半分くらい」

「自営業の5年後までに90%が廃業する」

なんてことを聞いたことがある人も多いと思います。

数値的な部分は制度上、曖昧な感じもありますが自営業(個人事業主・フリーランス)を専業でやってる身として感じる

「フリーランスの賞味期限は5年」

ということについて書いてみます。(主観の話ではありますが、自営業7年目としての実感です)

 

個人事業主として独立した人の4割が1年未満で脱落、らしい

フリーランスや個人事業で独立すること、それ自体は、いたって簡単だ。(略)

独立して成功する確率を、中小企業白書(2006年版)「開業年次別 事業所の経過年数別生存率」のデータに求めると、個人事業で創業した場合、なんと創業者の約40%が1年未満に脱落している。3年目をクリアして、5年後まで継続できる人はわずか約25%。創業から5年で、4分の1にまで減少してしまう。そして、10年後まで生き残っている人は10%にすぎない。

出典:https://www.j-cast.com/

個人事業やフリーランスなどの形で独立した人が1年で4割もやめるそうです。これはかなり業種に左右されます。ラーメン屋さんなんて1年以内に潰れることはよくあるし、僕みたいなウェブ系フリーランスは細く長く、って人も多いです。

 

自称フリーランスが多すぎて実態がわかりにくい

でもこれ、フリーランスっていう形態がとても曖昧なんですよね。

アルバイトがメインなのに「フリーランスのブロガーです」とか言っちゃう人もいますし、ほぼ専業主婦なんだけど、たまにクラウドソーシングなんかでライター仕事して小遣い稼いでる人でもフリーランスって名乗ります。

なので、実態としての数値と、Twitterやらで見かける自称フリーランスの割合はなんとも言えません。

嫁子供を持つ専業フリーランスの身としては、そういうなんちゃってな人たちと同列で見られるのはイヤなときもありました。

でも今はなんとも思いません。というのも、結果で示せばいいだけだし、そもそも「フリーランス度数」を競うことでも無いですし。

 

フリーランスは過去の切り売りになりがち

フリーランスは5年が賞味期限、と僕は思ってます。(ここではクリエイティブ系のフリーランスを指してます)

https://twitter.com/hanaya111/status/927142608723353600

なぜかと言うと、独立後のフリーランスは過去の経験やスキル、人脈を切り売りすることになるからです。

僕はウェブ制作会社から独立し、制作の仕事をしています。独立時に持っていたスキルを使って稼ぐわけです。独立前の繋がりで仕事をもらうこともあったし、経験を活かしたコンサルティング的な依頼も頂きました。

で、これが長くて5年で賞味期限切れします。長くて5年です。業界や仕事によっては3年で切れることもあると思います。

フリーランスっていうのは独立した段階から、過去を切り売りしてお金に変えていると言っても過言ではありません。切り売りを続けることでネタ切れするか、もしくは賞味期限切れになるんです。

 

賞味期限切れしないために、新しい知識やスキルを手に入れる

賞味期限切れしないためにはどうしたらいいのか?

それはもう行動と勉強しかないです。知識やスキルについては専門書からも学べますし、ネット上にもいろんな情報があります。それを常にチェックし勉強する必要があります。ここを怠ると早晩、尽きてしまいます。

そして手に入れたスキルをどんどん試さないといけません。エンジニアだったらプログラムを公開する場で発表してみたり、デザイナーだったら作品集を作ってみたり。

実験的に作ったものがなんの反響もなくとも、とにかくインプット→アウトプットを繰り返す必要があります。(ときにはその実験が反響を呼び、あらたな仕事を生むかもしれません)

 

本業が順調なうちに勉強と行動で種まきをすることで新たな収穫を

積極的な勉強と行動があなたの中に新たな価値を生み出し、フリーランスとして賞味期限が延長されるんです。

タネを撒いて収穫できるまでには時間がかかりますが、本業が順調なうちに種まきをしておきましょう。

 

とにかく遊ぶ、興味を持つ、ミーハーになる

学びというインプットと発表や実験というアウトプットは大切ですが、それ以上に大切なことは遊ぶこと。これは間違いありません。書を捨て街に出よ、ってやつですね。

フリーランスは基本的に1人で働くため、良くも悪くも孤独です。そのため、つい視野が狭くなったり偏ってきます。そうすると同じような日々の繰り返し、という状況に陥ります。そして、徐々に業績は悪化し気がつくと取り返しがつかなくなったり…

そうならないためにも、どんどん遊ぶべきです。興味があることにチャレンジし、ミーハーになって流行り物に飛びついたり、浅く広くの精神でつまみ食いをすればいい。そうすると、その中からあらたな発見や、仕事の新企画やアイデアなんかが産まれるものです。

 

本業を浅く広く、はおすすめしない

浅く広くっていうのはあくまで遊びに関してです。ときどき勘違いしてるっぽい人がいるんですが、業務内容が浅く広いフリーランスがいます。

デザインも出来ます!ライティングも出来ます!カメラも出来ます!プログラムも出来ます!コンサルも出来ます!   あ、バーもやりたい!

みたいな。(独立当初の僕です…)

これは長期的に見てかなり危険だなと思うようになりました。というのも、フリーランスって体ひとつなんですよ。なのに総合商社みたいなやり方で全方位をカバーしようとすると、どれも中途半端になります。

自分が仕事を頼む側にたったとき、どれもそこそこ出来る人と、プロフェッショナルな人だったらどっちに頼みたいかって話ですよね。

 

安売りして消耗したいならアレもコレも出来ますスタイルで良いと思いますけど…

 

多動力もほどほどに…

多動力って本が流行ったこともあり「中途半端でも片っ端からやればいいんだ!」みたいなこと言う人もいますが、基盤の弱いフリーランスの場合、それは遊びの時間でやりましょう。ホリエモンくらい能力や人脈がスゴイならやればいいですけど…

あと、色々やるにしても多動力に書いてあったとおり「ひとつのことをトコトンやってみて、飽きたら次」って感じで、あくまでシングルタスク(一点集中)で取り組むべき。

 

中途半端なマルチタスクは本当に何も得られませんよ。

マルチタスクよりシングルタスク

 

まとめ

独立から最初の3年〜5年間は過去の切り売りでなんとかなるかもしれません。しかしそこから先、壁が現れます。

「あれ、今までこのやり方で通用してたのに…」

という、今までの武器じゃ戦えない状況がくるんです。それにそなえ、勉強・行動・遊びを積極的に取り入れ、武器をアップグレードしていきましょう。

ときには戦い方や戦場(仕事内容)自体を変えることももちろんあり。ただ、仕事内容の変更はアレもコレも、とフラフラすると危険です。本業の傍ら小さい実験をしつつ、行けそうだなと思ったら一点突破でいきましょう。

 

本業を広く浅くは危険、と書きましたが複数の本業を持つという意味で、多くて3つくらいに広げるのはいいんじゃないでしょうか?

 

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