
僕は半年くらい前から
「フリーランスである自分自身をデジタル化・クラウド化したい」
と、会う人に話してます。ほぼ100パーセント、頭がおかしくなったと思われます。笑
※病んでるわけではなく、むしろ独立7年目して過去最高にハツラツとしております
そしてさらに、仕事自体をオンデマンド化したい、という風にも考えてるんです。オンデマンド化ってのは、ビデオオンデマンドや音楽配信サービスみたいに「ユーザーがほしい時にぱっと取り出せる」みたいな感じ。
読み飛ばせるもくじ
仕事のほぼすべてがデータのやりとり
フリーランスのウェブ屋という性質上、業務内容はデザインやサイト構築など、すべてがデータのやり取り。さらに、ネット集客のお手伝いも結局はすべてネット上の作業で完結するため、デジタルデータの送信です。テレビ電話をつかえば遠くにいても話せます。
スマホが普及し、ネットを介したデジタルデータのやりとりはますます一般的になってるし、そのデータのクラウド化も進んでます。いままでデータ保存してた大きなHDDすら個人においては不要な世界。1999年からネットをやってる身としては、冷静に考えると本当にコンパクトになったしあらゆることがラクになりました。
自分自身を無形化し、デジタル化&クラウド化できないのか?
僕自身や僕の脳みそ(提供するサービスや情報やスキル)も、他人からみたらクラウド上のデータと同じく無形で
「たぶんどこかにあるけど、ココにはない。けど、端末を通してどこでも受け取れるもの」
にできないのか?そんなことをここ半年くらいずっと考えてるんです。そして、冷静にまわりを見ると、そういう仕組で稼いでる人って意外といるんですよね。
存在がクラウド化している自営業者たち
- イラスト素材や写真素材を提供してる絵師やカメラマン
- ブログを書いて稼いでるプロブロガー
- 本を書いている作家、小説家
- 音楽を配信したりyoutubeにアップし稼いでいるミュージシャン
こういう人たちは自分が作ったものをネット上にデジタルデータとして置き、見たい人が勝手に見に来ることでお金に変換しています。一般的な小売や対面が必要なコンサルティング業務などと比べ、天井がないに等しく、在庫も無ければ時間にとらわれることもありません。
もちろん、アクセスを集めたりいいモノを作る作業自体はとても苦労する部分ですし、ライバルだって多い世界。でも、この世に存在しないオバケではなく、実在します。
実名や顔すら公開していないけど商売が成り立つ世界
先ほど例にあげた人たちはいわゆるクリエイター。そして、クリエイターの中には実名を公開してない人や顔を出してない人、中には実在しない人すらいます。
僕がよく読む本の作者が存在するのかどうか、正直あんまりどうでもいいんです。面白いから。面白いからお金を払って見るんです。ネームバリューとしての固有名詞の価値はあると思いますが、実在するかどうかなんて関係ない。
繋がりが大切だ、SNSは実名だ、と言われて久しい昨今ですが、そんなことは一要素でしか無く、他で十分に補えると思うんです。そんなことを思ったのが、子供と戦隊モノを見ている時によく見かける八手三郎という人物が存在しないことを知ったときでした。
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戦隊シリーズの八手三郎もプリキュアの東堂いづみもガンダムの矢立 肇も実在しないのまとめ
実名公開のメリット
僕はなりゆきで顔出し実名でやってますが、あんまりメリットを感じたことはありません。強いて言うなら、「匿名だから過激なこといっちゃえ!」みたいな魔がさしそうな時にブレーキになるくらいですかね。笑
最後に
まあそんなわけで、年明けから事務所というハコ、物体を無くすことにします。
これまで何度か移転してて、来客があったり事務所で友達と遊んだり、とかもよくしてました。けど今の事務所はほぼ誰もこない、ただの作業スペースなんです。稼ぐために使ってるスペースも畳一枚くらいだし、もういいやってことで。
今後は一応のレンタルオフィスというかシェアオフィスというか、そういうところを確保しつつ、根無し草としてフワフワ漂いながらノラリクラリやっていきます。
あ、ちなみに最近は小さなお店や会社のウェブ集客のお手伝い(ビジネスブログの活用など)で成果がよく出てまして、今後はそっち方面に注力しつつ、デジタル化・クラウド化・オンデマンド化について試行錯誤と模索を続ける予定。