

読み飛ばせるもくじ
会社にしたいのか、ひとりがいいのか、それが重要な分岐点
会社に雇われるのではなく、自分のチカラで稼いで生きていく。そんな人に紹介したいのがこの本。
ひとりビジネスの教科書にピッタリな一冊
この本には、人を雇わずに出来るひとりビジネスのパターンや具体的なテクニックなどが網羅的に掲載されています。さらに、自分自身のブランド化(パーソナルブランディング)に関するテクニックや名刺の活用法などもまとめられており、入門書・教科書として非常にわかりやすいオススメの一冊。
ちなみに、この本は独立が前提というわけではなく、副業としてひとりビジネスをおこなう人にも役立つ内容が書かれています。
売れなくてもいいから高額商品を作ろう
中でも印象的だったのが
- フリー戦略はするな!
- 誰も買わなくてもいいから高額商品を作れ!
- 未完成でもいいから発信せよ!
という、具体的な手法が面白い切り口で書かれています。高額商品を作る理由がなんだかわかりますか?これ、ざっくり言うと「松竹梅」を意識した値付けなんです。リーズナブルな商品、中間のまあまあの商品、高額な商品というふうに並べると、はじめてのお客さんはたいてい中間、つまり「普通」を選びがち。
たとえば不動産屋さんで…
不動産屋さんに物件案内してもらうと、
最初は予算より安くしょぼい物件をみせられ「いや〜これは無いわ」
次に予算オーバーのいい物件を見せられ「すごく素敵!だけど、さすが高いなぁ…」
そして最後に予算通りか少しだけ上を案内され「ちょうどいいな、これに決めた!」
という経験はないでしょうか?
このように、あえて高額商品を用意しておくことで他の商品に値ごろ感を与える、というテクニック。買う側からするとなんともイヤラシイテクニックな感じもしますが、商売をしていく上ではこういうちょっとした小ワザがじわじわ聞いてくるんです。
まとめ
ひとりビジネスを始めたい人や副業として稼ぎたい方はもちろん、フリーランスとしての働き方に行き詰まってる方は一度目を通してみてはいかがでしょうか?何かヒントになるポイントがあると思いますよ。
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「独立起業するぞ!」と決断し、個人事業主として仕事をしていくうえで大きな分岐点があります。それは1人で仕事をするのか、それとも雇用するのか、ということ。今回はフリーランス・フリーエージェントとして1人で仕事をしていくための教科書的な本をご紹介します。