書いてる人

WEBデザイナー兼コーダーとして制作会社に5年ほど勤務したのち、2011年にフリーランスWEBデザイナーとして独立。

独立当初、代理店の下請け制作業務ばかりで苦しい日々が続き、一念発起しWEBマーケティングを猛勉強。その後は下請けをやめ、中小企業や店舗向けにWEB集客用ホームページの制作およびブログを活用した集客サポートをしています。(→詳しいプロフィール

【疑問】実務未経験でもフリーランスWEBデザイナーになれる?

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20代男性

会社に縛られず、フリーランスWEBデザイナーになって自由に稼ぎたい!

って思うけど、ウェブ業界は未経験。やっぱりフリーランスWEBデザイナーになるなら、ウェブ制作の会社に就職して実務経験を積まないとダメなの?

なんていう疑問を持ってる人は多いのではないでしょうか?

はてさて、WEBデザイナーのフリーランスとして活動するには制作会社などでの実務経験は必要なのか…?、現役のフリーランスWEBデザイナー(兼マーケター)の僕なりの答えをかいてみます。

 

結論:ウェブ業界未経験でもフリーランスWEBデザイナーになれますよ

まず結論から言いますと、ウェブ制作会社などでの経験(実務経験)がなくともフリーランスのWEBデザイナーになることは可能です。これは間違いありません。

なぜなら、WEBデザイナーを名乗るのに資格は必要ないからです。

たとえば弁護士や医者など、ウェブデザイナーと同じく個人でも開業できる職業はありますが、資格や経験が必須です。でも、WEBデザイナーにライセンスはいりません。つまり、言ったもんがちです。

のちほど書きますが、「WEBデザイナーになれるかどうかと成功できるかは別」です。

 

ウェブ業界で就職しても得られるものは少ない…かも

サラリーマンデザイナーとして、ウェブ業界に5年もどっぷり浸っていたからこそわかるんですが、ウェブ制作の業界に就職して潜り込んでも、得られるものは少ないです。制作の流れやいろんな案件を見れるのはいい経験ですが、妙なサラリーマン気質が身につく可能性もあります。

特に、「WEBデザインの能力」という部分では、ぶっちゃけ本気の独学とかスクールでも十分に学べます。むしろ、デザインスキルについては「独学でもやるぞ!」くらいの人じゃないと、業界に就職したってコピペマンになるだけです。

 

ウェブ業界にはびこるコピペマン

制作業界は納期に追われまくってブラック化することが多いため、業種ごとにパターン化されたデザインで納品をするようになります。その結果、デザイナーは《整骨院 テンプレ.psd》などのデザインデータを開き、コピペサイトを量産するようになるんです。

こうなると、もはやデザイナーとしての能力は伸びません。

ですから、デザイン能力を伸ばしたいって人は独学するか、ちゃんとしたスクールに通いましょう。

スクールに関する注意点

ハローワークが提供している職業訓練校とかは時間のムダなのでやめましょう。僕は面接担当や人材育成もしてたんですが、訓練校の生徒のレベルというか、学校が教える内容のレベルがとにかく低すぎてかわいそうになる状況でした。

 

スクールやオンライン完結型学習も視野にいれる

数ヶ月でマスターできる専門スクールや、オンラインで完結できるコースも増えています。食わず嫌いせず、こういうスクール系も視野にいれるべきですね。資料請求や説明会への参加だけでも、得るものあるかも。

 

▼東京と大阪に学校のあるクリエイター養成スクール

 

▼スクール有名所のWEBCAMPはオンライン完結型サービスを提供中

 

WEBデザイナーになれるかどうかと成功できるかは別

話がそれましたが、肩書・職業として資格がないから誰でもなれます、って言われても「まあそうやけどさ…」って思いますよね。でも実際、誰でもなれるんですよ。だからこそ、ピンキリ。年収200万円以下の人もいますし、800万円を超える人もいます。

僕はサラリーマンデザイナーの頃から多くの自称WEBデザイナーに出会ってきました。中にはめちゃくちゃイケてる人もいたし、逆に「どこがデザイナーなん?!」って言いたくなるような人もいました。

デザイナーと名乗る以上、最低限のデザインセンスはもちろん必要です。あまりにダサいものしか作れない人は論外。しかし、「デザインはそれなりにいいけどイケてない人」も多いんですよね。

 

WEBデザイナーの提供価値とはなにか?

フリーランスかどうかは別として、WEBデザイナーという仕事がどんなものか、考えたことはありますか?

「デザインする人でしょ?センスよくかっこいいデザインができればいいんでしょ?」

なんて思ってる人は大間違い。WEBデザイナーという職業に必要なこと、それは目的を達成するためのツールとしてウェブデザイン(ウェブサイト)を提供することです。

 

デザインがカッコいいかどうかは関係ない

目的達成のためのツール、と書きましたが、近いものだとチラシがあります。折込チラシだったりフライヤーだったり、いろいろありますよね。あのチラシの目的って何かわかりますか?

  • 集客力の向上
  • 売上アップ

チラシの目的は大まかにはこのあたりですね。ユニクロのチラシは集客と売上アップが目的ですし、求人情報のチラシだったら応募者数の増加が目的。

そしてチラシのデザインを見ればわかりますが、必ずしもカッコいいとは限りません。(ユニクロの場合、わざとチラシはかっこ悪く大衆的にしてるくらいです)

 

クライアントとユーザーを繋ぐ中間地点がウェブサイト

ウェブデザイン、つまりウェブサイトの目的はクライアントの発信内容を、その情報を喜んでくれる人のところに届けること。ようするに、クライアントとエンドユーザーの繋ぎ目を作ることが目的です。

そしてこの繋ぎ目の繋ぎ方には

  • 情報伝達=メディア
  • 通販・売買=EC
  • ブランディング

など、目的に応じた戦略や戦術があります。

ちなみに…

中間=ミディアム→メディアという語源の通り、メディアとは中間地点(媒介)のこと

 

WEBデザイナーに必要なスキル=目的をデザインに落とし込む能力

ここまで読んでくれた人ならわかってもらえると思うんですが、WEBデザイナーの仕事はただデザインをするだけじゃないんです。クライアントが達成したい目的に対し、WEBデザインで提案できる能力が重要になってくるんです。

ですから、必ずしもデザインがカッコいい(=クール)かどうか、最先端化どうかは関係ないんです。

何度も書きますが、どんなタイプのデザインでもデザインセンス自体は必要です。なお、デザインセンスについてはスクールや独学でも十分鍛えられます

 

フリーランスのWEBデザイナーに必要なのは業界経験よりもビジネスセンス

勘のいい人ならわかると思うんですが、フリーランスWEBデザイナーとして成功できるかどうかは、業界経験の有無ではないんです。必要なのはビジネスセンスです。クライアントは

  • なぜホームページを作りたいのか?
  • なぜウェブサイトが必要なのか?
  • ウェブサイトを通してどういう目的を達成したいのか?

ということを冷静に見極めるビジネスマンとしての能力が大切です。

特にWEBデザインの場合、(チラシのように空間的制限がなく)デザインの自由度が高い分、ビジネス的な目線でのデザインができないとキツイ。じゃないと「デザインはそれなりにいいけど、結果がでない」という、売れないデザイナーになってしまいます。

 

ビジネスセンス≒実践的なマーケティングのセンス

ビジネスセンスって言っても抽象的ですよね。僕が思っているビジネスセンスっていうのは「商売人としての感性」です。そういう意味では販売業での経験や営業職での経験が生きることもあります。(僕はもともと販売系の仕事をずっとしてて、途中でデザイナーに転向)

ですが、それらをふまえどんな勉強が必要かと言えば、実践的なマーケティングの勉強です。小難しい理論やら専門用語なんてどうでもいいので、マーケティングとはなんぞや?!っていうのを学ぶといいですよ。

 

実践的なマーケティングを学ぶのにオススメの書籍

 

さいごに

フリーランスWEBデザイナーになりたい場合、制作業界での経験は本当に必要ありません。もちろん、制作業界での経験が活かされる場面はあります。クレーム対応の慣れだったり、提案のコツだったり。あとは人脈なども出来る場合があります。

ただ、それらの経験値がないとフリーランスとして活動できないか?と言われると、そんなことはありません。僕自身、制作会社時代の経験を元にしたフリーランス活動では芽が出ず苦しみました。(サラリーマン根性が抜けてなかったのかも…)

そこで、フリーランスとしてゼロから勉強し直し、どうにかこうにか上昇気流に乗ることが出来ました。ですから、業界経験の有無で決めないほうがいいですよ、と言いたいんです。

なお、ウェブサイト制作とその後の運営経験は積んだほうがいいです。というか積まないといけません。ウェブサイトを大量に作ることで失敗や経験を積み、ウェブデザインやウェブマーケティングを常に研究しないといけません。僕自身、このサイト(ブランケット)を運営しているのはウェブサイトの研究のためでもあります。

(フリーランスかどうかは別にして)WEBデザイナーになりたい人はまず、自分でブログなりウェブサイトなりを作り、自分なりに読まれる工夫をしながらPDCAを回しましょう。その経験値がきっといきてきますよ。

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この記事を書いた人

WEBデザイナー兼コーダーとして制作会社に5年ほど勤務したのち、2011年にフリーランスWEBデザイナーとして独立。

独立当初、代理店の下請け制作業務ばかりで苦しい日々が続き、一念発起しWEBマーケティングを猛勉強。その後は下請けをやめ、中小企業や店舗向けにWEB集客用ホームページの制作およびブログを活用した集客サポートをしています。(→詳しいプロフィール