父親になり抱っこ紐で子育てし、良かった!と思う4つのこと

『抱っこ紐着用の父子は、母親に見捨てられた気の毒な姿!?』

こんな馬鹿げた見出しをつけた記事が先日、ヤフーニュースに出てた。

父親たちの抱っこ紐。街ゆく人々の目にはどう見えている?

記事の内容に一個ずつ反論!って感じで書くのもアホらしいくらいどうでもいい意見ばかり。読むだけで気分が下がるので引用もしません、気になる方は元記事を読んでみてください。

記事への文句を書いても得るものないですし、もうすぐ6歳と4歳になる息子を持つ父親として「抱っこ紐つかっててよかった!」と思えたことを書いてみます。

 

子供が産まれるときに感じていた不安

長男も次男も出産に立ち会いました。長男は結婚から3年目、仕事を独立した翌月に生まれました。

恐怖感のようなものと感動とが入り混じった時間を過ごしたのを覚えてます。ただ、ひとつ心配だったのが、子供とうまく付き合えるかということ。

僕自身は3兄弟の末っ子で、常に一番年下として育ってきました。だから、僕自身が自分より小さい子供の面倒を見るという場面がほとんどなく、子供に感心があまりないタイプの人間。そんな僕で大丈夫なのかな…という不安がありました。

そんな僕ですが、生まれた直後の子供を見たときは素直に感動し、かわいいと思いました。ただ、やっぱりどこかで上の空というか、実感のないまま時間が過ぎていきました。

 

【抱っこ紐でよかったコト1】子供が生まれた実感を肌で感じることが出来た

男親というのは女親と比べ、出産に痛みを伴うことがありません。

だからなのか、子供が生まれた最初のうちはいまいち実感がない。首も座ってないからあまり遊んだりも出来ないし、基本的に赤ちゃんは寝るかうんちするかオッパイ飲むか、という状態。

なんともふわふわした精神状態の僕でしたが、首がすわる頃には抱っこ紐を使うようになりました。友達がくれたエルゴという抱っこ紐で、いい感じのフィット感。(僕は常に前抱っこでした)

恐る恐る抱っこ紐の中に小さな子どもをいれて家の中をウロウロ。なかなか寝ないときは外にでて夜道をウロウロ。

自分のおヘソを見るような感じで下をむくと、子供がこちらを見つめていたり寝てたりしてました。そんな顔を見ると「ああ、この子を守ってやらないとな。しっかり育てていきたいな」と素直に思うように。

振り返れば、抱っこ紐を使うようになりようやく父親としての自覚・覚悟を心から実感しました。「赤ちゃん」というどこか他人事な人間関係が「俺の息子!」という、我が子ととして心身ともに受け入れることが出来たように思うんです。

「そんなことを経ないと父親として実感が持てないなんて無責任だ!」

とか言われるかもしれませんが、実際そうだったんですよ。

 

【抱っこ紐でよかったコト2】子供の体温や体調を見極められるようになった

僕はフリーランスでウェブ制作の仕事をしてます。

時間の融通は会社員よりききやすいし、パソコンとネット環境があれば一応はどこでも仕事ができるタイプ。嫁さんは会社員なので、育休が終わったあとは時短で働いてます。

だから必然的に僕が子供の面倒を見る場面も多かったんですが、「俺の息子だ!」という実感を持ててからは本当に育児を楽しんでいました。(苦労やイライラも日々ありつつ)

抱っこ紐をすると常に密着するんですが、子供って熱い!常に僕は汗だくでした。毎日のようにそういう熱さを感じていると、だんだん熱さの差に気がつけるようになりました。

体調が悪く熱っぽいときも、小さいうちは気づきにくかったりするんですが、抱っこ紐をしてるとすぐに気づくことができました。

 

間近で毎日顔を見てると元気かどうかも気がつける

長男は最初の2年間わりと病気がちだったんですが、抱っこ紐のおかげで常に顔が近くで見られ

「あれ、いつもより顔の元気がないかも」

というようなことにも気がつくことができ、実際に早めの診察でさっと一泊だけ入院して完治出来たりしました。(あと数日遅れてたらわりとやばかったっぽい)

 

【抱っこ紐でよかったコト3】遠くに行くのも苦にならないし新幹線でも安心

ベビーカーでの移動が多かったんですが、乗客の多い電車ってベビーカーだと乗りづらいんですよね。スペース的な問題もありますし、世間の目が厳しいってニュースをよく目にしてたので気まずくて。

「駅や電車内のベビーカーは迷惑!」 意外にも男性よりも女性の方が否定的& – NAVER まとめ
日本民営鉄道協会が調査した「駅と電車内の迷惑行為ランキング」で「混雑した車内へのベビーカー乗車」が第7位にランクイン。男性よりも女性のほうが「ベビーカー乗車」に…

ベビーカーぐらい大目に見てくれよ!って思う気持ちもありつつ、まあ実際、人の多い電車内なら嫌がる人の気持ちもわかります。

そこで我が家では、人が多い電車では僕が抱っこ紐で抱っこし、ベビーカーをたたむようにしてました。これなら気兼ねなく乗れるし、子供も抱っこのほうがおとなしいもんです。

僕は実家が山口県なので大阪ー山口間を新幹線で移動します。そのとき、子供がぐずってどうにもならない時ってのがあるんですよね。新幹線ってなんであんなぐずるんでしょうね…。

そういうときも僕は抱っこ紐を装着し、新幹線の連結部分のスペースに移動し窓の外を子供と見ながら、ずっと抱っこしてました。2時間ちょっと立ちっぱなしでしたが、子供が座席でぐずってヒヤヒヤする精神的負担に比べた楽勝。

だって、足の疲れなんか休めば治りますが、心労はその後もイライラしたりして引きずりますからね。 苦笑

 

【抱っこ紐でよかったコト4】抱っこをすると成長を実感できる

最後がこれ。

僕は長男も次男も抱っこ紐でした。フリーランスってことで仕事に波があり暇なときも結構あるし、なにより子育てが面白いので他の人よりも接触時間は長かったかも。

抱っこ紐を卒業してずいぶん経つ、来年小学生になる長男は最近色々な場面で悩み事や課題に直面してます。小さいながらに頑張って乗り越えたりしてるんですが、やっぱりまだまだ子供。つらくしんどいときに

「抱っこして!」

と泣きついてきます。6歳になる男の子がそんなのでいいのかな?なんて思わなくもないですが、僕は出来る限り抱っこをするようにしてます。

昔は空気みたいに軽かった子供が、いまは18キロを超え抱っこするたびに腰にきます。笑

でもそのたびに「わ〜、本当に大きくなったなぁ」なんて思うんです。子供ってあっという間に成長しますね。

 

抱っこ紐が使えるのなんて数年だけ!他人の目なんか気にせず自分で決めましょう

僕は抱っこ紐を使うことに肯定的です。というか、なぜ批判されるのか意味がわかりませんし、哀れみの目で見る人の価値観は全く分かりません。

抱っこ紐を使うか使わないか、それは自分が決めればいいことです。

「抱っこ紐使うとダサいと思われるらしい」「男が抱っこなんてかっこ悪いかな」

そんな風に変なプライドや周りの目を気にして抱っこ紐(=抱っこすること)を使わない本当にもったいない。

 

3歳までは未知の生命体、4歳以降の成長は全く別物ですよ!

抱っこ紐なんてせいぜい3歳くらいまでしか使えません。

そして、3歳くらいまでの成長っていうのは、4歳以降の成長とはまったく別。ちょうど次男が4歳を迎えますが、4歳になるとしっかり喋るようになります。めちゃくちゃ表現が悪いですが僕は

〜3歳=人間風 未知の生命体

4歳〜=人間の子供

という風に思ってます。つまり、3歳までは宇宙人です。笑

そんな未知の生命体と密着して過ごせる抱っこ紐ってまじで素晴らしい発明だと思いますよ。

▼出産祝いでもらったエルゴ最高!

他人からどう思われようが、(抱っこ紐を使っても使わなくてもいいから)抱っこはできるだけ多くするべきです。

3歳までの【謎の生物期】を逃すともう二度と観察出来ませんから。笑